横浜真ぐれ会
■ 2014年1月22日(水)
■ 南房総:伊戸の地磯
■ レポーター:矢上 礼宣
■ タックル紹介
(昼間)
ロッド:シマノ ラフィーネ 1.2-53
リール:2500番
道 糸:キザクラ 全層セミフロート SP-IMPULSE 2号
ハリス:キザクラ 全層ハリスト2号
ウキ :キザクラ D‐Flatz74 0~B
針 :ササメ 食わせグレ ケイムラ 5、6号
(夜釣り) ロッド:NISSIN INGRAM ISO IM 2-530
リール:3000番
道 糸:サンラインSIGLON 磯スペシャル ファインフロート Type FF 5号
ハリス:サンライン ブラックストリーム 5号
ウキ :キザクラ NF dongring S-0、S-B
針 :ササメ 食わせグレ ケイムラ 7号、伊勢尻 ケイムラ 8号
■ 餌
撒き餌:マルキュー スーパー1(ワン)グレ、爆寄せグレ、オキアミ、アミ
付け餌:マルキューくわせオキアミスペシャル、芝エビむき身
■ 釣果
メジナ 25~41.5cm
■ コメント
1月18日の例会でボウズを食らってしまい、残念な結果に居ても立ってもいられずリベンジを兼ねて
ホームグラウンドの千葉は南房総、伊戸に釣行してきました。
ここは、坂井さんに教えて頂いたポイント。半島先端の洲崎に近く、外洋に面した所です。
道路脇にある駐車スペースに車を止め、背負子にコマセと道具を準備し、ウェーダー、ライフジャケットを着込み、
20分程歩いて釣り座に到着したのは14時半頃でした。釣り座周辺は別の瀬やシモリ根が点在し、
さらに海底には縦横無尽に溝が走っているのが明るいうちに見て取れます。
汗を拭って一休憩した後、コマセを準備し、昼間用の仕掛けを組みつつ、
コマセを打って流れる方向やエサ取りの状況を確認しました。明るいうちは様子見も兼ねて細い仕掛け遊んでみました。
しかし、ベラ類やフグのエサ取りが当たるのみで、木端メジナも当たってくることはありません。
明るいうちは厳しいと判断し、日の入りまではまだ時間もあったので、
磯の上でおにぎりを食べながら磯の景色を眺め、コマセを足元中心に打ち続けました。
夜釣りの仕掛けを組み、日も翳ってきた頃を見計っていざ釣り再開です。
ロッドは2号、道糸、ハリスは通しで5号の漢仕掛け。ヘッドライトを極力使用しなくて済むよう手返し重視で、
交換が楽な管付ウキ(キザクラNF dongring)をチョイスしました。ウキ下は1ヒロ弱~1ヒロ半。
まず、坂井さんのアドバイスを思い出して、足元から沖に走る溝を意識して仕掛けを流したり、
若干沖目にある瀬やシモリ根の周辺を探ったりしました。
エサ取りの気配も消えてエサも取られることもありませんが、肝心のメジナは当たりません。
ある程度続けて厳しいかと思い、今度は左手前にある瀬周辺、足元、右手の溝を丹念に探ってみました。
まだ電気ウキを点灯せずともウキは視認できる暗さです。右手の溝を探るとウキが勢い良く溝に沿って消し込みました。
すかさず合わせを入れると手応えはそれほどでもなく、釣り上げてみると足裏サイズの尾長メジナでした。
小さいので即リリース。その後、同じように丹念に探ると、日も暮れて暗くなった頃に足元でウキが消し込む当たり。
今度は、そこそこの手応えで釣り上げてみると38cmほどのクチブトメジナでした。
さらに、仕掛けを止めるようにして探り続けました。すると、またまた右手の溝でウキが消し込みました。
今度は、今までよりも重量感があり、やはり溝に沿って走ろうとします。決して糸は出さずにロッドの腕力で走りを止め、
ずり抜くと42cm無いぐらいのクチブトメジナでした。まだ、上げいっぱいの20時頃までには時間があります。
丹念に探りを続け、30cm程のクチブトメジナ2枚を追加しました。
その後、当たりも遠のいて23時頃にはコマセも切れ、潮位も下げてきたので納竿としました。
南房総も半島先端周辺は、比較的低い磯場が続き、浅場で溝が走るような複雑な地形が多いですが、それ故に魚影の濃さを感じます。
例年、50cmオーバーのメジナや80cm程のマダイが仕留められた話も耳にします。
皆さんの中に野趣溢れる釣りに興味を持たれる方がおられましたら、是非同釣をお願いしたいです。